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2004年2月26日
可士和デザインの「体質水」、コンビニ漢方薬のイメージ狙う

 キリンビバレッジが2月17日に発売した「キリン 体質水」(以降、体質水)は、白地に黒の文字というペットボトル飲料には珍しい独特のパッケージデザインで注目を集めている。

 この体質水のペットボトルをデザインしたのは、KDDIの携帯電話機「INFOBAR」の広告展開やキリンビールの発泡酒「極生」のパッケージデザインなどを手がけた佐藤可士和氏だ。体質水のペットボトルのデザインは、白地に黒というカラーデザインを採用したこと、パッケージ前面にあえて漢字を多用した点に特徴がある。

 体質水は、花粉症などのアレルギー症状を改善する作用があるというKW乳酸菌を成分に含むことを売りにしている。そのため、佐藤氏は「体に良い製品がカジュアルに入手できることを訴えるため、“コンビニ漢方薬”のコンセプトでデザインした」と説明する。

 商品名の「体質水」というロゴには、「体」の字の縦線を長くするなどあえてバランスを崩した字体を使った。これは、漢方薬店などに貼られた手書きの効能書きを連想させる効果を狙ったもの。

 さらに佐藤氏は、体質水の流通用のダンボールケースのデザインも手がけた。スーパーなど量販店では、売り場にペットボトルをケースに詰めたまま積み上げて陳列することが多い。中身のパッケージと流通用のケースを1人のデザイナーが手がけることで、ブランドイメージをより強く打ち出せるというメリットがある。(日経デザイン 太田憲一郎)

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