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包装向上委員会

深澤直人デザインの乳飲料は好きですか? 第25回 宝酒造「バナナ・オ・レ」
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宝酒造が3月に発売した「バナナ・オ・レ」のパッケージは、竹尾ペーパーショウ2004に出品された工業デザイナーの深澤直人氏の作品を基にデザインされた。宝酒造の社員が深澤氏の作品に目を留め採用を決めたもの。

あなたは「バナナ・オ・レ」(A)のパッケージデザインが気にいりましたか?
好感を示した人が半数を占めた

深澤氏がデザインしたことを明かさずに、写真だけを見せてバナナ・オ・レのデザインが気に入ったかどうかたずねたところ、「とても気に入った」「気に入った」と好感を示した人が50.7%にも上った。斬新なアイデアそのものを高く評価する人がいたほか、「容器の折り目が茶色くなっており皮の当たった部分が忠実に表現されている」「枝元のグリーンの部分がリアル」など、ディテールに強い関心を示す人が多かった。

ペーパーショウに出品された作品は、外観だけでなく、手触りもバナナの皮を模していた。商品化に際しては触感までは再現できなかったが、深澤氏がこだわったバナナらしいディテールの表現をできるだけ生かした点が特徴だ。

「バナナ・オ・レ」(A)はどのような乳飲料だと思いますか?
「バナナの果肉をふんだんに用い、その風味を十分に引き出した乳飲料」という不正解を選んだ人が半数以上を占めた

インパクト十分。新規性十分。150円足らずで深澤デザインを気軽に手に取れるという点で話題性もある。しかし1つだけ腑に落ちない点もある。バナナ・オ・レを見て「中身のイメージがわかない」と答えた人がいたように、実は、この商品がどういったコンセプトの飲み物なのか、パッケージデザインを見ただけでは想像しにくいのだ。

バナナ・オ・レはどのような乳飲料かとたずねたところ、65%の人が「バナナの果肉をふんだんに用い、その風味を十分に引き出した乳飲料」という不正解を選んだ。正解は「ビタミンとカルシウムをバランスよく配合したバナナ果汁入り乳飲料」で、これを選んだ人は22%にとどまった。

(伊東郁乃)

ここまでは日経デザイン7月号掲載の「包装向上委員会 第25回」より抜粋編集
(100〜101ページに掲載)

全文を掲載した2005年7月号の購入

誌面では掲載できなかった詳細データを自由意見を紹介しています
包装向上委員会紙面
本誌で紹介しきれなかった詳細データ

調査概要
2005年6月上旬、インターネットを介してアンケート調査を実施。有効回答数は男性150人、女性150人で計300人(高校生以上10代60人、20代60人、30代60人、40代60人、50歳以上60人)。各年代とも男女30人ずつ

調査協力:C-NEWS

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